中山にある歯医者さん、予防と丁寧な説明を心がけています岸歯科医院 院長 岸克自です。
スタッフもブログで頑張っています。
院長としても何かあれば書いていきたいと思い、最近気になったこと。
「歯ぎしりの人」結構いますよね。
歯ぎしり(ブラキシズム)とは、上下の歯が非機能的な接触を生じている状態を言います。
寝ている時に起こる場合と、目覚めている時に起こる場合とにより、睡眠時ブラキシズムと覚醒時ブラキシズムとに分けられます。
また、ブラキシズムは下顎の運動を伴うグラインディング(いわゆる歯ぎしり)とタッピング、一定の下顎位で行われるクレンチング(かみしめ)とに分類することができます。
睡眠時ブラキシズムは基本的には中枢性の問題であり、睡眠関連疾患と考えられています。
一方、日中クレンチングや覚醒時に生じる上下歯列接触癖 (tooth contacting habit: TCH) とも言われている覚醒時ブラキシズムは、様々な条件に伴って獲得された習癖であると考えられています
難しい説明で申し訳ありませんが、
要は寝てる時もそうでないときもしてる人がいる、ということですね。
また歯ぎしりは「音がする」というのが一般的な感覚ですが、クレンチングという「かみしめ」には音がしません。
さらにTCHというブラキシズムはいまだ原因がさまざまで、もっと詳しい研究が必要です。
治療に関しては、というと岸歯科医院では治療の前に「原因」を探るのを常としています。
患者さんの中に思いがけず存在していることに気づき、今は歯ぎしりの治療にも注意をしています。
軽く考えず、治せることは治してみましょう。
まずは相談からどうぞ。