歯の豆知識 「フッ化物の応用で健康長寿」

中山にお住いの皆さんへ 予防と丁寧な説明を心がけています岸歯科 院長 岸克自です

12月に入りました!でもあったかくないですか?

今年は冬野菜が安そうなので、鍋がいいですね。

さて今回は「フッ化物」

いわゆるフッ素で虫歯を予防しよう!という事。

今回はなんと17年連続で12歳児の虫歯が少ない県 「新潟県」のお話です

新潟県は昭和55年から虫歯の予防対策を行い、平成12年からずっと日本一虫歯の少ない県として知られています。

これまでの取り組みや研究の結果が出ていましたので、紹介しよう!と思い立ちました

新潟県では昭和45年弥彦小学校というたった1校の小学校から「フッ素洗口」という取り組みを始めたことから日本一の道が始まりました。

当然ながらその当時は「虫歯の洪水」と言われた時代。

何事も始まりは小さなことからなんですね。

昭和55年には県内すべての学校で(小・中・高・保育所・幼稚園も!)予防対策を行い、

昭和56年には一人平均5本だった虫歯の数を2.5にまで減らしました。

取り組みはその後も続き、平成28年には2.5からなんと0.44へ!

36年間で11分の1にまでなりました。

新潟県の優れたところはフッ素洗口を実地している割合の高さです。

実はフッ素洗口はコスパが高く、ここ数年の予算では1350万円で約13万人の生徒が恩恵を受けていることになっています。

低予算で継続可能、まして日本一になれるなんてすばらしいと思います。

是非鹿児島でも実地してほしい、と思っていたら種子島のほうで実践されている先生がいました。

薩摩川内市でも行っています。

是非こうなったらこの中山や谷山地区でも実地してほしいものです。

虫歯0を目指している岸歯科医院、もっと皆さんに予防の大切さを伝えていきます。

 

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