中山バイパス沿い、予防と丁寧な説明を心がけています岸歯科医院 院長 岸克自です。
いつもブログでは仕事の事ばかり。
皆には感謝です。
さて今回は最近みたTVから。
屋久島には縄文杉に匹敵する巨大な杉の木があるというもの。
結果として10本以上の巨大杉を新しく発見したのですが、その歳月に4年。
しかも小さな屋久島でまだまだ未踏の地があることに驚かされました。
そして先日奄美でも新たに調査した滝が実は九州で1番だったという事が報じられていました。
この日本でも、まだ知られていないことだらけなんですね。
同じように私たちの世界でも起きていることがあります。
それはコロナ対策として新しく始まっている「マスク生活」。
皆さんが苦労されているのがよくわかります。
私達は今まで仕事中に付けていたものがほぼ1日中するようになりました。
そのことで新たな問題が。
それは「口腔乾燥」
以前は介護が必要な高齢者に関してこの問題が取り上げられていましたが、
今回は新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスの感染対策として欠かすことのできない
マスクと口腔乾燥に関して。
「今の時期は感染拡大の対策としてマスクを常に着用している方も多いと思います。
マスクには様々な種類がありますが、その中でも気密性の高いものは飛沫拡散防止の効果も高い反面、
多少の息苦しさを感じることがあります。
呼吸をするときは鼻呼吸が本来の正しい呼吸法なのですが、マスク装着に伴って息苦しさを感じ、
口が開いたままの口呼吸になってしまうことが多いようです。
また常にマスクをすることで表情を作る機会が減ったり、
外出の自粛に伴って人と会話する機会も減ったりすると口まわりの筋力が衰え、さらに口呼吸が増える、
唾液の分泌量が減るというような状態になってきます。
鼻呼吸が正しくできていれば、鼻から入った空気が鼻腔を通る途中で鼻毛や粘膜がフィルターの働きをして
ホコリや細菌、ウイルスといった異物を取り除いてくれますが、
口呼吸になるとその細菌、ウイルスなどが直接気管支の方へ入ってしまうので、
風邪などの感染症にかかりやすくなってしまいます。
また口の中が乾くことで口腔内細菌が増えやすい環境になり、口臭が強くなる、
誤嚥性肺炎のリスクが高まるといった影響も起こると考えられます。
感染症対策としてマスクの着用が習慣化している今は特に鼻呼吸を意識して
お口の健康と全身の健康を守っていきましょう。」
という記事もありました。(一部抜粋)
「鼻呼吸」がポイントのようですね。
私達は慣れていますが、ここ最近子供たちにもプラークが多く、歯石になっている子も多いようです。
口呼吸によって歯にプラークが付きやすくなっていると思われます。
歯石を除去することで口の中の問題はなくなりますが、その際に「鼻呼吸ができているか」確認したほうが・・・
是非気にされている方は受診を(メールでの相談でも結構です)