「土用」の日がきます

中山にある歯医者さん、歯を残すことを精一杯頑張る歯科医院 岸歯科医院院長 岸克自 です。

もうすぐ土用。

あれ?土用は夏ではないの?

と思った方もいますよね。

実は「土用」と言うのは・・・

土旺用事(どおうようじ)の略。

立春 立夏 立秋 立冬の前の18日間を土用といいます。

1年で4回あって割と長い。

一般的には立秋前の18日間の夏土用が知られているということです。
また、夏土用に入って3日目が晴れれば豊作、雨が降れば凶作といわれています。

この豊凶占いのことを「土用三郎(どようさぶろう)」というのだそうです。

2017年は
冬土用:1月17日~2月3日
春土用:4月17日~5月4日
夏土用:7月19日~8月6日
秋土用:10月20日~11月6日

最初の日を「土用入り」最後の日を「土用明け」といいます。

7月の土用の丑の日にうなぎを食べると夏バテをしないといわれていますが、

実はこの風習、江戸時代の万能学者であり、発明家でもある平賀源内が仕掛けたものだったんです。
知り合いのうなぎ屋さんが夏はうなぎが売れないと困っていたのを見て、

店の前に「土用丑の日、うなぎの日」という貼り紙をしたところ、
これが大当たりして、土用の丑の日にうなぎを食べる風習となりました。

元々この日に「う」のつくものを食べると病気にならないという言い伝えがありましたので

「う」のつく食べ物=「うなぎ」として定着したのでしょう。

他にもうどん、うめぼしがあり、これらも食欲が無いときはいいですね。

今回は春土用、元々土用の期間というのは次の季節への準備期間です。

皆さんも春を感じてみましょう。

例年より遅くなりましたが桜も満開です。

 

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