中山にある歯医者さん、予防と丁寧な説明を心がけています岸歯科医院 スタッフ岩瀨です
段々暖かくなってきています。桜も来週くらいでしょうか。
連載2回目。
メタボは本当に悩まされます。
私も懸命な努力によってダイエットに成功しました!
今はメタボとは無関係。
リバウンドしないように・・・
さて今回は「歯周病とメタボの共通点」についてです。
共通する特徴としては
①高い有病率
②加齢とともに増加
③自覚症状に乏しい
④生活習慣がリスク因子
ということです。
この中で重要なのは③の項目です
自覚症状がないということは発見が遅れがちになることや、進行も把握できないことが予測され、
結果有病率が高いという結果につながります
ではどのくらい有病率は高いのでしょうか?
- 歯肉炎及び歯周疾患の患者数は、331万5,000人
- 歯周病の有病率、20歳代で約7割、
30~50歳代は約8割、60歳代は約9割
というのが現在のデータです
ではメタボはどうでしょうか?
「肥満者(BMI≧25 kg/m2)の割合は男性31.3%、女性20.6%であり、この10 年間でみると、男女とも有意な増減はみられない。
やせの者(BMI<18.5 kg/m2)の割合は男性4.4%、女性で11.6%であり、この10 年間でみると、女性では有意に増加している。なお、20 歳代女性のやせの者の割合は20.7%である。
65 歳以上の高齢者の低栄養傾向の者(BMI≦20 kg/m2)の割合は17.9%である。
男女別にみると男性12.8%、女性22.0%であり、この10 年間でみると男性では有意な増減はなく、女性では有意に増加している。性・年齢階級別にみると、男女とも85 歳以上でその割合が高い。」
(1部抜粋)
実は歯周病のほうが圧倒的に高いのです。
メタボの場合は受診率もあるかと思いますが、これでも有病率は高いとされています。
皆さんのお口の中はどうでしょうか?
是非定期検診を受けてみてください。