中山バイパス沿い、予防と丁寧な説明を心がけています岸歯科医院 スタッフ濵田です
コロナのせいでなかなか外出ができない、遊べないなど様々な問題が起きています
岸歯科医院でも消毒や感染予防には今まで以上に力を入れています
安心して受診してください
しかしそうはいっても外出できないが「急に歯が痛くなってきた」
当然起こりえます。
そこで今回はそんなときの応急処置。
もちろん外出できるようになってから必ず病院へ。
少し勉強してきたことを・・・
「歯が痛い」と患者さんが感じても、実際は歯が原因の痛みではないこともあります。大きく分けて、歯が痛いと感じる原因は次の3つだそうです。
虫歯などで歯の内部で炎症が起きている
歯の周囲の歯ぐきで炎症が起きている
歯を支えている骨部分で炎症が起きている
普通は炎症の場所が異なっても、同じように歯が痛いと感じることがほとんど。
炎症が起こる原因は、虫歯や歯周病菌などの細菌が原因ですが、薬だけでは痛みを取り除けないことが多いのも事実。
痛みを薬で抑えるのが難しいケースについて解説します。
歯痛に痛み止め薬が効かない4つのケース
特に次のようなケースの場合、慌てて痛み止めを服用しても、残念ながら効果はあまり望めません。
⓵骨の内部に膿が溜まっている場合
過去に歯の神経を取ってできた空洞部分に細菌が繁殖し、歯根の先の骨の部分に膿(うみ)などが急に溜まったことが考えられます。固い骨で囲まれた場所で、急激に大量の膿が生産されるような急性の炎症が起こった場合には、膿の圧力が骨の中で高まり痛みが起きます。
最初に大切なのは、膿の圧力を下げること。いくら痛み止めの薬を飲んでも、膿の圧力を下げることはできません。薬を使わなくても、被せものを外して歯の根に細い穴を開け、根の先端部分の膿の部分まで穴が通じれば、穴から膿が出て圧力が下がるため、痛みが和らぎます。「歯を削ったと思ったら、大量の膿が出て瞬時に痛みが引いた」というケースです。
これは私も見てきましたがかなりいたそうです。
⓶ 歯ぐきに膿が溜まっている場合
虫歯を放置したり、歯周病や親知らずの炎症が起きたりした場合、歯ぐきに膿が溜まることがあります。軽い腫れ程度から、ウズラの卵の大きさやそれ以上の膿が溜まることもあります。
この場合は薬も必要ですが、痛み止めだけではやはり十分な効果は期待できません。歯ぐきの一部を数cm切開し、溜まった膿を外に出すことが大切。この場合も膿が出た後は症状がかなり改善します。
⓷噛み合わせが強くぶつかっている場合
虫歯、歯周病、根の病気などで歯が痛い時、自覚はなくても歯が浮いた状態になります。そのため痛い歯に限って噛み合わせが強くぶつかり、押し込まれたり揺らされたりします。そのため噛むと余計に痛みが増します。
薬では短期間で歯が浮いた状態を薬で元の状態に戻すことは出来ません。浮き上がっている状態に合わせて歯を削り、噛み合わせを調整すれば、噛むときの痛みが軽減します。
疲れた時に「歯が浮いた感じ」というのがこのことですね。
⓸虫歯が急に痛みだした場合
しみたり、ときどき痛んだりを繰り返した虫歯は、ある日突然急に痛くなることがあります。歯の内部には神経があるため、神経を直接刺激されたような痛みになることがあります。ある程度痛みが強くなると、薬で痛みを抑えようとしても痛み止めが効く時間は短いことが多く、うまくいきません。
自分でどうにかしようとするより歯に麻酔をして、歯の神経を直接取り除くほうが、痛み止めでごまかすよりも確実で短期間で落ち着くようにできます。
歯の痛みはひどくなる前に治療を優先するのが鉄則ですが
今回はそういかない方も今後出てきます。
それでも今すぐ歯の痛みを緩和したい人に
応急手当法
歯の痛みの根本解決は、歯を削ったり、膿を出したり、神経を取ったりと、正しい治療を受けるしかありません。それでも今すぐに少しでも痛みを抑えたいなら、以下のことを試してください。
歯を噛み合わせない
歯が痛い時は、炎症が悪化するため噛めば噛むほど痛みが増します。おなかや頭が痛いときは痛い箇所を手で押さえてがちですが、歯の場合はなるべく刺激しないように気をつけましょう。
口の中を清潔にする
虫歯に詰まった物は刺激で痛みを悪化させてしまうので、できる範囲で取り除きましょう。
冷たいものはしみると思うので、口はぬるま湯でゆすぐこと。
歯ぐきの腫れや出血で痛む時には、歯ブラシをこまめに使い、歯と歯ぐきの境目の汚れを取り清潔に保ち、
その後洗口剤やうがい薬などで口をゆすぎましょう。
刺激の原因を少しでも減らすことが、痛み緩和の秘訣です。
腫れた場合には冷やし過ぎに注意する
腫れを過度に冷却すると、腫れた内部の血流が悪化して硬くなってしまうことがあります。一度硬くなると炎症が落ち着いても腫れが残ったようになるので、注意してください。
私が見ている感じでは「5分から10分」程度冷やしてから様子を見るのが良いようです
以上の方法を試した上で、市販の痛み止めを併用しましょう。
これら全てを試しいても痛みが全く落ち着かない場合は、やはり応急処置の範囲を超えていると考えられます。辛い痛みを避けたいなら、痛くなる前の定期的な歯科検診をオススメします。
ということが書いてありました。
最後に「あごが痛くなる」方へ
まだ私も勉強不足ですが院長は「温める」ことを患者さんに勧めています。
患者さんも「冷やさないんですか?」と聞いていますが、なんとこれでかなり改善しています!
院長は「筋肉の動かし方が違う」と言っていますが私にはまだよくわからないことです。
温めるにはお風呂に入って時にマッサージする
暖かいタオルを患部に当てるなどがあります
気になった方はぜひ試してみてください。