中山バイパス沿い、予防と丁寧な説明を心がけています岸歯科医院 スタッフ徳地です。
バタバタして気が付けば10月。
ブログの更新をしていませんでした。
その代わりインスタグラムでの投稿が始まっています。
さて今回は歯周病での歯の痛み、です。
皆さんが想像する歯の痛み、これは「虫歯から」ではないでしょうか?
しかし、歯周病からも痛みは来るのです。
記事からの抜粋です
「現在、高血圧や糖尿病など生活習慣病に罹る人がとても増えています。歯科の分野でも、食生活や生活習慣が影響するむし歯や歯周病、生活習慣病と言えるものです。
特に歯周病は30代の3人に2人、その罹患率の高さから国民病とされています。全身の様々な病気との関連が報告されているため、放置している状態はあまり良いとは言えません
「自分は歯周病だと思いますか?歯周病ならばどの程度ですか?」と聞かれ、正確に答えられる人はどのくらいいるでしょうか。
歯周病は“サイレントキラー(静かな殺し屋)”とあだ名がつくほど、無症状で進行していくもの。
自分は歯周病ではないと思って歯科医院での検診に行っていない30代以上の方は特に注意が必要です。「なんか歯が伸びた?」と思ったら、急に抜けてしまう例も……。
歯周病が原因で来院する患者さんの主訴で最も多く聞かれるのは「噛むと痛い」です。
歯周病は歯の周囲に炎症が生じている状態なので、通常は刺激にならない“噛む”ことも刺激となり痛みが生じることがあります。
当院にいらっしゃった50代の患者さんでは噛んだ時に奥歯に痛みがありました。全体的に歯垢が多く、歯茎も腫れています。前歯は浮いた感じ、むず痒い感じを訴えられました。
これらは歯周病で見られる典型的な症状です。歯垢はお風呂の排水溝についているぬめりと同じイメージ。
排水溝のぬめりを取らないままでいると、どんどん細菌が増殖して嫌な臭いがします。
歯磨きで落としきれていない歯垢も同じで、細菌が増殖して歯周病を引き起こすのも容易に想像できるのではないでしょうか。
もちろん、歯周病菌の増殖によって歯周病独特の口臭も生じるため、口臭が気になって来院される患者さんもみえます。
唾液の作用によって、歯垢は石灰化され2週間程で歯ブラシでは落とせない硬い歯石となります。
歯に強固に付着し、より歯周病菌の住みやすい環境を作り出すため、歯石の放置は歯周病の進行に繋がってしまうのです。」
どうでしょうか?
炎症が慢性的に進行するのには私たちが気づかないという事実・・・
しかも20代や30代の方でも・・・
最近になって歯周病検診も新しくなりました。
新たに20歳、30歳でも検診を受けられることに。
ぜひ普段は歯医者に行かない方もこの制度を利用してみては?