中山バイパス沿い、予防と丁寧な説明を心がけています岸歯科医院 スタッフ濵田です
新しい年になりましたが、私はいつもと変わりません。
皆さんもお正月は家でステイホーム状態だったようです。
さて今回は「新しい様式の歯磨き」
なぜこんなテーマなのでしょう。
実はコロナ感染対策のひとつ。
学校や大勢の方が集まる事務所等でクラスターが起きていますが、この原因として「洗面所での歯みがき」が挙げられています。
手洗いうがいそして歯みがきと感染を一生懸命に予防しているのに皮肉なものです。
南日本新聞からの記事です。
「集団で行う歯磨きから新型コロナウイルス感染拡大の恐れがあるとして、鹿児島県歯科医師会が注意を呼びかけている。
職場の歯磨きがきっかけとみられるクラスター(感染者集団)が沖縄県で12月に発生したことを受けて
「歯磨きの際は3密や飛沫(ひまつ)を回避して」と訴える。
広報担当の要光(かなめ・ひかる)理事=鹿児島市=によると、口内の歯周病菌はウイルスの感染力を強める。
感染予防には歯や舌を磨き、洗口液で細菌を減らすことが有効。
歯磨き中は口を閉じ、前歯の裏を磨く際は飛沫が飛びやすいので手で覆い、すすぎは低位置でゆっくり吐き出すといい。
沖縄のクラスターでは昼食後、複数人が職場の洗面所に集まり歯を磨いていた。
職場の洗面所は狭く換気が悪いことも多い。要理事は「マスクを外して密集したからでは。時間をずらし私語はしないで」と言う。
「歯磨き同様、職場や学校ではうがいにも注意を」と語るのは鹿児島大学大学院の西順一郎教授(微生物学)。
うがいは細かい飛沫が生じるため「洗面所の滞在は短く。外出先でうがいはできるだけしないで」と話した。」
岸歯科医院ではもう一つ。
現在研磨剤や発泡剤の入っていない歯磨きジェルがあります。
これを使うことでうがいをせず、飲み込んでもいいのではとも考えています。
もちろんゆすいでスッキリしたい、毎回飲み込むのは気持ち悪いということもあるのでそこは自由に選択してもいいと思います。
歯みがきまで注意されるとは思いませんでしたが、ワクチンが皆に摂取できればこの状況も変わってくると思います。
それまでもう少し、と思います。