中山にある歯医者さん、患者さんに共感していく歯科医院 岸紙歯科医院スタッフの 樋渡です
5月に入ってG.Wも終わりました。
岸歯科医院でも休み明けから改めて受診される方が増えてくるのではないでしょうか?
さて今回から「患者さんからの相談」について書いていこうと思います。
というのは、
岸歯科医院でも数々の症例が増えてきており、そんな中でも患者さんの悩みが深いものを
どうやって治していくのか、患者さんの反応はどうだったのか。
そんなことを書いていこうと思います。
初回は「たけのこ食べれた」です。
患者さんは80代の女性。
随分前に入れ歯を作っていたが、はめておらずなんとか食事をしていたそうです。
但し、この方は入れ歯をはめて来院されていたので、私達は不自由がないと思っていました。
ところがよく聞くと「先生に使っていないのがばれたらいけない」と思って治療の日だけ装着していたとのこと。
新しく作りましょう、何が食べたいかと聞いたら「たけのこ」
古い入れ歯をなんとか改装して多少使えるように。
新しいものが出来上がった頃はちょうど4月。
患者さんには「ちょうど旬だから食べてみて」と伝えました。
後日患者さんに聞いた所「よく食べれるよ~」と答えが返ってきてスタッフ全員で喜びました。
この方の症例でわかったのは「入れ歯の高さ」でした。
一見噛み合っているようでも、高さがあっていなければ力が入らないのです。
岸歯科医院でもこの「力」の出しかたは苦労します。
何度も確認して、どうかするとずれているのを直しながら・・・
改めて思いましたが、入れ歯の方はこんな不便と向き合っているのだな~と感じます。
私は食べたいものが食べれている事が当たり前になっていますが、感謝していかないといけませんね。
やっぱり自分の歯は大事です。しっかり予防していきましょう!