中山バイパス沿い、予防と丁寧な説明を心がけています岸歯科医院 スタッフ 森です
9月になり、学校も始まりましたが子供たちは落ち着かないですよね。
保護者も大変だと思います。
そんな中、今回のテーマは「定期検診」
コロナの中で歩くことを自粛している方が多いのに何を言っているのか、と思われがちですが。
ですが実はコロナ対策としても定期検診は有効です
こんな記事が出ていました
「口内細菌によって感染症にかかりやすくなる
歯をよく磨く人でも、口の中に1,000億以上の細菌がいることはご存知でしょうか。
お口の中の細菌は食べかす等を栄養に増殖し、「バイオフィルム」という細菌の塊を形成します。
バイオフィルムは、一度できると歯磨きやうがいでは除去することはできず、
バイオフィルムの中で細菌はどんどん増殖します。
新型コロナウィルスをはじめ、感染症を引き起こすウイルスや細菌は、口や鼻などの粘膜から体内に侵入しますが、
歯周病菌の一種であるジンジバリス菌が、ウイルスの侵入を助ける酵素を多く分泌することが分かっています。
つまり、口内細菌によって、ウイルスが体内に侵入しやすくなってしまうのです。
歯科医院のクリーニングでは、お口の中の汚れだけでなく、細菌まで取り除くことで、
体内へのウィルス侵入を防ぐ効果があります。
例えば、下記データではインフルエンザウィルスの発症率に10倍もの差が出ているのです。
口内細菌が起こす全身疾患と新型コロナウィルス感染症の重症化について
歯周病菌はお口の中だけにとどまりません。例えば歯ぐき等から血管に入ったり、
食べ物と一緒に体内に入ることで、全身に様々な悪影響を及ぼします。
歯周病菌が起こす全身疾患では下記2点がよく知られています。
① 血栓を作りやすくし、心臓・血管系疾患を引き起こす。
② 肺に入ることで細菌性肺炎を起こす引き金になる。
新型コロナウィルス感染では、血管に炎症を起こして血栓症を発症するケースが報告されています。
普段から血栓が起きやすい患者は、重症化しやすい可能性が指摘されています。
また、コロナウィルスによる肺炎は、肺に細菌が入ることによる
細菌性肺炎とコロナによるウィルス性肺炎でのダブルパンチによる重症化についても言及されています。
その他にも、中国武漢市のレポートに、新型コロナウイルス感染症で入院した患者の持病がまとめられています。
糖尿病、冠状動脈性心臓病などの持病がある人の方が、死亡率が高いことが分かります。
糖尿病も歯周病との合併症といわれるほど深い因果関係が指摘されている病気です。」
一部抜粋ですがどうでしょうか?
また厚生労働省からでも「定期検診は不要不急の外出には当たらない」とされています。
お口の中のクリーニングをすることで、健全な口腔内の環境を保つことは健康上必要であるということになっています
病院内は感染対策は万全にしています。
ぜひ受診して健康になりましょう!