中山にある、虫歯にならない様に予防に力を入れている歯科医院、岸歯科医院 スタッフ 樋渡です。
今回は「仕上げみがき」。子供を持つ私としてはできれば虫歯になってほしくはありません。
なぜなら、虫歯ができて歯医者さんに通うことで医療費の問題が出るからです。
たしかに子供達は治療費については大人よりも優遇され、支払いも軽減されているのかもしれません。しかしその負担をしているのは私達の税金です!(あっ、熱くなりすぎ)
それに虫歯もなく、定期検診だけで済むのが一番治療費はかかりません。
という問題を踏まえて「仕上げみがき」です。
子供にとって親の仕上げ磨きは必須ですが、いつから始めるのか、そしていつまで続ければいいのかは悩むところ。
仕上げ磨きはできるだけ早く?
子供の仕上げ磨きはできるだけ早く始めるのが良いと思います。歯が生え始め、自分で歯ブラシを持つようになったら、お母さんたちは仕上げ磨きを始めましょう。
ただ、ここで言う仕上げ磨きは実際には慣れる練習のこと。実際に「歯を磨く」のは、この練習に慣れてからになります。
ただ、歯が生えそろってからいきなり仕上げ磨きを始めてもうまくいきません。いきなりハミガキしようとして子供が泣きわめく、なんていう経験はありました?
仕上げ磨きは何歳まで必要?
仕上げ磨きは「いつまで」すればいいのか、これは結構悩みます。実はこの時期は専門家である歯科医師によっても異なります。
ただ、要は「自分の歯がきちんと磨けるようになるまで」というのが基準になっているようです。低学年でもきちんと磨ける子もいれば、高学年でもきちんと磨けない子はたくさんいるので、一概に仕上げ磨きはいつまで、とは決められないのです。
ただ一つ言えることは、子どもの歯磨きが「きちんと」「自分で」できれば仕上げみがきは必要なくなるということのようです。
永久歯の生え初めに注意!
仕上げ磨きを早く切り上げたい!というお母さんは多いですが、永久歯が生え始める小学校低学年までは保護者が歯の生え変わりを見ながら仕上げ磨きをした方が良いでしょう。
乳歯の虫歯は問題ない?
「乳歯だから・・・」という声をたまに聞きます。確かに、乳歯はその内に生え変わってしまう歯ですが、だからといって「虫歯になっていい歯」ではありません。
もちろん乳歯が虫歯になれば子供達も痛い!
お母さんたちも、歯医者さんに連れて行くのは面倒なはず。仕上げ磨きは1日に数分で終わるのに、それをしないで何回も何時間も歯医者さんに通うのはもったいないですよね。
しかも、乳歯が虫歯になっていると永久歯にも影響が出ます。虫歯は口内の細菌が引き起こすものなので、口内環境をできるかぎり清潔にしておくことは非常に重要なことです。
永久歯が虫歯になるリスクを軽減するには、乳歯の頃からの心がけがとっても大事なんです!
仕上げ磨きはスキンシップの時間
小学校中学年頃になるとスキンシップをする回数は激減するので、仕上げ磨きは実はちょっとしたチャンス。もちろん、仕上げ磨きの回数は週に1~2回でもOK。
実際に仕上げ磨きをせず、「歯磨きを一緒にする」だけでも子供の歯磨き習慣や虫歯の有無などが確認できます。
虫歯予防とスキンシップのために、できるだけ続けましょう。
次回は受付で子供達より元気よく挨拶している神園さんです。