中山にある元気な挨拶と丁寧な説明をこころがけている歯科医院、岸歯科医院のスタッフ神園です
4回目の担当でしたが、つい原稿を忘れてしまい5回目の連載が先に載ってしまいました。今回は私が忘れずに担当します。(すいません)
今回の豆知識は「歯磨き粉の選び方」
現在、歯磨きをするときには歯磨き粉を使っている方がほとんどだと思います。
ではその歯磨き粉は何の目的で使っていますか?それはどのような基準で選びましたか?
今回の豆知識はそんな基準を詳しくお話してみようと思います。
歯磨きは毎日おこなうものですからできれば意味のあるものにしたいですし、使っている歯磨き粉にどんな効能があるのか知っておいて損はないと思いますよ。
今の歯磨き粉でのキーワードは「フッ素」。
フッ素:フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウムなど
学術的な研究において唯一虫歯予防効果が認められているのがフッ素です。
フッ素の入った歯磨き粉を使うとフッ素の入っていない歯磨き粉を使用するよりも26%虫歯の発生を抑制できたという報告もあります。
このフッ素がどのくらい入っているかと言うのはPPMという単位が教えてくれています。
配合濃度は高い方が有効ですので、濃度が950ppm以上のものがおすすめです。その他の有効成分はあくまで補助的なものとして考えて下さい。
薬事法の関係上、各種の薬用成分はドラッグストアなどで市販されているものには制限がありますので、歯科医院専売品の方が高濃度で配合されています。
岸歯科医院でも950ppmの歯磨き粉はおいていますよ。
そして、
フッ素に代表されるように歯磨き粉には歯にとって良い効果はありますが、虫歯や歯周病から歯を守るためには原因となる歯垢(プラーク)を歯ブラシでしっかり落とすことが最重要です。そのために毎日の歯磨きが楽しくなるようなものを選ぶのも大事なことです。(味が良い、パッケージが好き)
歯磨き粉は上手に選べば皆さんの歯を守るお手伝いをしてくれます。
しっかりと自分に合ったものを選びましょう。