「AMR」を知ってください。 新連載!

中山にある歯医者さん、予防と丁寧な説明を心がけています岸歯科医院 スタッフ岩瀨です

今回は「AMR」

はっきり言って初めて聞きました。

今回は院長の奥様である雅子さんからのわかりやすい説明もありますよ。

まず「AMR」の意味から。

いわゆる「薬剤耐性」のことなんですね。

これの何が問題なのかというと、昨年インドの70代女性が米国で利用できる抗菌薬26種類、すべてに耐性を持つ細菌に感染を起こし死亡した例が報告されたからです。

「スーパー耐性菌」と呼ばれる菌での報告件数は近年増加いていて、

2015年の日本では1,699人、うち死亡例が59人になっています。

もし、スーパー耐性菌への対策をとらないとどうなるのでしょうか?

人間は1929年、ペニシリンが発見される前の世界になってしまい、高度な手術が術後感染症のコントロールができず、大変なことになってしまいます。

これはお医者さんの話のように聞こえますが、もしこのような患者さんが歯医者さんに来たらどうしたらよいのでしょうか?

岸歯科医院でも抜歯やインプラント、いろんな感染症によりお薬を処方しています。

でもどれも効かない、ということは治療そのものができなくなってしまいます。

ちなみに予想では2050年には3人に一人が薬剤耐性によって死亡するということになっているようです。

こんな恐ろしいことになったら大変です!

そうならないためには?

もったいぶっていますが、このお話の続きは次回に。

 

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