「歯の豆知識」 歯の硬さは?

中山バイパス沿い、予防と丁寧な説明を心がけています岸歯科医院スタッフ 古川です

9月に入っていますが、まだまだ蒸し暑く台風なんかもこれから。

早く涼しくなってほしい~

今回は「歯の硬さ」

固いことは知ってるよ、という皆さん

どの位硬いかをご存知でしょうか。

そして歯には普段われわれが知り得ない、凄い力や秘密が備わっているのです。
ここでは、そんな歯についての豆知識をひとつ紹介します。
ぜひ、楽しみながら学んでみてはいかがでしょうか。

「歯は実は物凄く硬い!」

歯は、食品を食べる際などに重要な役割を担う部分ですが、その硬さについて考えたことはあるでしょうか。

実は、歯は鉄よりもずっと硬い物質なのです。

物の硬さを図る値にモース硬度というものがありますが、

実は歯は鉄やガラスよりもずっと硬い値となっています。
まず、モース硬度は10段階になっているのですが、
モース硬度の1が黒板に文字を書く、あのチョークなんだそうです。

そして、上がるにつれて純金や珊瑚、鉄、オパールなどになっていきます。

実は、歯が現れるのはモース硬度7。オパールの次に硬く、鉄や真珠よりも硬度が高いとされているのです。
これは、驚きですよね。

「エナメル質が硬さの秘密」

歯が鉄よりも硬い値を出している秘密に、エナメル質が関係しています。
このエナメル質は人間の身体の中で一番の硬度を持つ組織とされており、歯が丈夫なのはこのエナメル質によるものなのです。

しかしながら、歯垢の中にいる虫歯菌にエナメル質は非常に弱く、放置しておくとエナメル質が溶かされてしまいます。

だから「虫歯菌の多い人は虫歯になりやすい」とも言えますね。

この「いつの間にかムシバ」という状態を防いで、健康な歯を保つには定期的な歯医者さんでの検診が必要でもあるのです。

どうでしょうか。

非常に硬いエナメル質、しかし菌に弱いエナメル質。

これが「虫歯」の正体でもあるわけです。

「虫歯は感染症」つまり菌が原因。

私たちはこのことを皆さんに伝えたいと思っています。

「虫歯だけど痛くないから」

「1回治療してもらってからもう痛くない」

ばい菌は常にいます。

放置していても治らないのはそのせい。

そしてある日、「激痛が!」

このパターンはもうやめたいのです。

働き方改革で仕事を休みにしたり、残業がなくなったり。

その分を自分への投資にしてみませんか?

健康への投資は無駄ではありません。絶対にいいことにしかなりません。

気になっている方はぜひ受診を。

お待ちしています。

 

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